最後までここで診て欲しい
少し前になりますが 2018年7月9日04時55分 カンボジアではじめて1人の患者さんの最後を看取らせて頂きました。 その女性は37歳という若さでこの世を去りました。 元々プノンペンの大きな病院で原因不明の重症慢性心不全で治療を受けていた彼女ですが 経済的に貧しく治療を継続できなくなり、僕が活動するAsia Alliance Medical Center(AAMC)を訪れました。 はじめてお会いしたのは5月。 呼吸状態が悪くなり、入院での治療となりました。 いつ急変してもおかしくない状態で、厳しいお話も本人、家族にさせて頂きましたが その時は改善がみられ、退院することができました。 以前にも記事で書かせて頂きましたが、アロマでの加療を行なった方です。 この1ヶ月は自宅で家族と穏やかに過ごされていたそうです。 外来通院の度にお礼にとたくさんのものを病院に持ってきてくださいました。 退院直後の外来では、自身で当院のスタッフ用にお手製のブレスレットをたくさん作ってきてださったり、 時には木製の楽器を買って持ってきてくださったり。 旦那さんも娘さんも良い