矢止め松の物語
香川県で介護福祉士をしながら、そこで垣間見える物語を曲にして歌っています。また地元CMソングやナレーションの仕事をしています。管納めぐみと言います。 コロナ禍という言葉を使うようになってあっという間に1年が経ちました。一番変わったことといえば県外へ行く機会が多かったのが、ぱたりと行かなくなったこと。だからか自然と地元の知らなかった場所へふらっと行ってみる。そんな機会が増えました。 その中で入居者に聞いた昔々から言い伝えがある“矢止め松”を見に行った話をしたいと思います。 今働いているグループホームには、今月で99歳になる女性が入居されています。地元の話をしてくれた時に教えてくれたのが“矢止め松”(香川県高松市の史跡) 地元ではよく待ち合わせ場所になっていたようで、郵便も“矢止め松”と書いたら届いていたと懐かしそうに話をしてくれました。 仕事帰り自転車で向かったその松がある場所は、小さな公園の中でした。民間駐車場の隣にあるブランコとベンチだけの小さな公園。 こんな場所に史跡があったのか、、と驚く場所にあったので正直1度通り過ぎてしまいました。 ひっ