病院の中で医者として人を治療するだけでは人を幸せにできない
カンボジアに滞在し始めて半年 満期の半分が過ぎました。 「病院の中で医者として人を治療するだけでは人を幸せにできない」 半年間カンボジアの社会を見て課題意識 奇しくも、それは日本で感じたことと同じものでした。 “幸福度”という言葉を使うなら、もしかしたら、日本人よりカンボジア人の方が個々人の”幸福度”は高いかもしれません。 実際、町を歩いていても、笑顔な人が多い印象を受けます。 それでも、カンボジアの地方で医療の末端で働いていると”病による理不尽な死”により最後に不幸となる人・家族を沢山観てきました。 “お金がないから仕方ない”とはじめから諦めている人もいました。でも、その表情には心からの悔しさが滲んでいました。 “治らない病気にかかってしまった”と日本では治せる病気にかかって自殺しようとした人もいました。 その一方で、カンボジアの首都 プノンペンでは、ここ数年で目まぐるしい経済発展を遂げてきており、医療面でも課題は生活習慣病(特に糖尿病)だと言われる様になってきています。 環境面でのインフラ整備も田舎に比べれば整い、教育も当たり前に受けられ、あ