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今年も警戒!熱中症!!


こんにちは!

全国的に梅雨に入り、暑さと湿気のダブルパンチで過ごしにくい日が続いていますね。

今回はその梅雨が開けて本格的な暑さが来るのを前に、熱中症対策について書かせていただきます。



まずは皆さん、熱中症という言葉はご存知と思いますが、熱中症になった時に体がどんな状態になっているかご存知でしょうか?

熱中症とは高温多湿な環境、運動や水分補給が不十分などの要因により、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状のことを言います。

具体的な症状として

・めまいや顔のほてり

・こむら返りとも呼ばれる、筋肉痛や筋肉の痙攣

・体のだるさや吐き気

・汗が出ない、または拭いても汗が出る

・体温が高い

などが挙げられます。



昨年熱中症で救急搬送された人の数は5〜9月間で9万5千人を超え、そのうち160名の死者を出しています。

だれもが条件次第で熱中症にかかる危険性がありますが、正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことが可能です。

以下で熱中症を予防するポイントを挙げていきます。


①水分補給を十分にとり、合わせて程よく塩分もとる!

②日ごろから十分に睡眠を取り、丈夫な体を作る!

③気温と湿度に気をつけそれにあった服装!

④室内を涼しくする!

⑤直射日光を避けること!

⑥飲み物を持ち歩き、適度に休憩を取る!

⑦ 暑さ指数(WBGT)を確認する!!


また、ここで知っておきたいのが、暑さ指数(WBGT)です。

暑さ指数(WBGT)とは熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

暑さ指数で検索すると簡単に自分の住まいの値を調べることができます。運動の予定がある場合などは、事前に予定の場所の予報値を知ることで熱中症対策がしやすくなりますね。



簡単ですが、熱中症に関して症状と対策をご説明しましたがいかがでしょうか?

夏の暑さの本番は梅雨が開けてからです。この記事を読んだ方が、周囲に広めることで熱中症患者が一人でも減ってくれることを願っています。



NPO法人 地域医療連繋団体.Needs

小嶋 真悟

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