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「つくる」面白さ


ある朝いつもの様に病院に向かうと

敷地の前に一台のトラックで作られたお店が!!!!!



カッコ良すぎる!

テンションが上がって激写しまくってしまいました!

モノづくりは人の心を擽りますね!

ロマンです。


これを作ったのはSok rith novというAsia Allaiance Medical Center(以下AAMC)スタッフの一人です!

頼りになる素敵なイケメンお父さんです!

元々、今の場所の5-10mくらい隣にお店を構えて、AAMCのスタッフや入院患者さんにご飯を提供してくれていました。

訳あって4月に立ち退きの指示が出た様ですが、一部屋分程度の場所を移動しただけでした。




聞いた話ですが、カンボジアでは2年?以上同じ場所に建物を構えると、その土地はその人のものになるようです。それで立ち退き指示が出たとか。

立ち退き指示が出てもすぐ隣に店を構えていい所が、カンボジアの面白い所ですね!

そして今回、またじゃまと言われた時のために移動式のお店にしたようです!

しかし、何より凄いのはそのクオリティの高さです。

この興奮は実際に見た人にしか分からないかもしれませんが、もうロマンです!

ロマン!!(ボキャブラリーに乏しくてすいません。。。)

日本に帰ったら僕も同じものを作りたいなと思いました。

さすがSok rithです。




こっちに来て

「つくる」ということの楽しさを忘れてたなと感じることがあります。

日本では作らなくても大体のものは手に入ってしまいます。

ここでは手に入らないものがたくさんあります。

その都度試行錯誤しながらみんなで作ったりします。



壊れた車椅子の足置き

怪我した足に荷重をかけないためのサンダル

喘息の吸入のための小児用の吸入器

処置に使用するガーゼ

などなど


掃除道具なんかも買おうとしたら、Sok rithが自分で同じものが作れると。。。脱帽です。。。





今、新しく小児病棟が設立するにあたり、たくさんの「つくる」を経験させて頂いております。

上に書いたような「モノ」から

病院のマニュアルや医療を行う上でのルールなどの「システム」

スタッフの教育といった「人」つくりまで


ただ、医療行為を行うだけでなく、医療全体「つくる(マネージメントする)」楽しさを味わわせて頂いています!

忙しいですし、慣れないことばかりで疲れもしますが、ただただ楽しいです。

なんと恵まれた環境でしょか!

このタイミングで来させて頂けたことに感謝しつつ、

この自分たちで「つくる」という意識を日本にも持ち帰りたいと思っています。




「ただ手に入れる」よりも「つくる」ことから始めた方がたくさんのことを手に入れることができます。

もちろん全てを一から作る必要はありません。

手に入れるものは手に入れ、

そして、その上で「新しいものを自分たちでつくる」を意識する。


それが人生を楽しむキーワードな気がしました。



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