認知症「予防」についての捉え方

はじめまして、こんにちは。

Needsスタッフで唯一の介護現場で働かせて頂いております介護福祉士の日高と申します。

私は今通所系施設で毎日仕事をしているのですが、そんな中で利用する利用者様や家族の方々から良く聞く相談事として認知症について聞かれる事が最近増えてきました。

確かにここ数年では医療系のテレビ番組やネット、認知症サポーターの普及などで一般的にも広く「認知症」という言葉や症状が知られる様になり世間での認識もされるようになり

それに伴って認知症を「予防」するという単語も良く聞くようになりました。

他のどのような病気にも言える事なのですが、「なりたくない」から予防をします。

「なったらどうしよう」という不安もあればなおさら関心を持ちます。



では今から認知症にならない様にと色々と取り上げていたりしますが、正直どうでしょう?

認知症にも様々な種類があり、原因となる疾患も約70種類存在すると言われています。

それらを全て予防する事は到底無理でしょう。

私の働いている施設の利用者様のカルテにも

もれなく認知症の文字が書かれている訳なのですが、認知症と言う一括りではなく、ハキハキと受け答えをされ、えっ、この人認知症なの?

とこちらがビックリする程の人も居ます。

認知症の原因が様々なようにその症状、進行も様々なのです。

原因や症状も沢山あるのなら何を予防すれば良いのかわからなくなりますよね。

ではここで「予防」の見方を変えてみましょう。

認知症の予防をしようとしても、「ならない」とは言えませんが発症、進行を出来るだけ「遅らせる」為の予防、認知症になっても「大丈夫」と思えるような予防、その結果に認知症にならず寿命を迎える事が出来れば良いと思える予防。その為にも介護と医療がより地域に進出する必要があるのではないのかと考えさせられます。



私は今28歳ですが、今後認知症になる可能性も大いにありますし、長生きすれば誰しもが認知症になりうる時代です。

現に、6人に1人は認知症と厚生労働省も明記するくらいですので、それだけ認知症という病気が身近な存在になってきています。

現に私の祖父も認知症になり、最後は私の事も忘れていました。



最後にはなりますが

認知症になっても大丈夫、なぜなら周りが支えてくれるから、そんな世の中になるようにこの文を考えながら予防と言う言葉の意味をもう一度考えさせられる今日この頃です。

NPO法人 地域医療連繋団体 .Needs

介護福祉士 日高 光起




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